21世紀の今日、人々は、地球環境問題をはじめ、エネルギー・資源の枯渇、水・食糧危機、
そして健康問題など、さまざまな問題に直面しています。
このような問題を解決し、地球全体にとって快適な状態を実現するため、三菱ケミカルホールディングスグループとして何ができるか…。
それを探究するための機関として設立されたのが、地球快適化インスティテュートです。
1944年栃木県生まれ。1967年東京大学工学部化学工学科卒業。1972年同大学大学院工学系研究科博士課程修了。1988年東京大学工学部教授、2000年工学部長、大学院工学系研究科長、2003年副学長などを経て、2005年4月第28代総長に就任。2009年3月に総長退任後、同年4月に三菱総合研究所理事長に就任。2010年8月には、サステナブルで希望ある未来社会を築くため、生活や社会の質を求める「プラチナ社会」の実現に向けたイノベーション促進に取組む「プラチナ構想ネットワーク」を設立し、会長に就任。
著書に「新ビジョン2050(日経BP社)」、「日本『再創造』(東洋経済新報社)」、「『課題先進国』日本(中央公論新社)」など多数。また、2020年に瑞宝大綬章、2017年ドバイ知識賞、2007年イタリア連帯の星勲章、2014年「情報通信月間」総務大臣表彰、2016年財界賞特別賞、2016年海洋立国推進功労者表彰など、国内外の受賞も多数。
1957年京都市生まれ。1982年名古屋大学医学部卒業。社会保険中京病院研修医、名古屋大学病院精神科、中部労災病院精神科勤務を経て、1990-1995年ロータリー財団奨学金を得、米国・国立精神保健研究所 (NIMH) Visiting Fellow. 1995年藤田保健衛生大学医学部精神医学教室講師、1998年同教授。2003年名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野・親と子どもの心療学分野教授。この間、名古屋大学脳とこころのセンター長、ゲノム医療センター長を兼任。2022年4月より現職。
研究領域はゲノム医学、疫学、産業精神保健、時間生物学、臨床精神薬理、神経科学、リエゾン精神医学など。専門医・認定医の資格を多数取得し、World Federation of Biological Psychiatry (Executive Member; 2005-2009)、Pacific Rim Association for Clinical Pharmacogenetics (Executive Board Member)、日本精神神経学会 (理事)、日本生物学的精神医学会 (理事長)、日本うつ病学会 (前理事長)、日本神経精神薬理学会 (理事)、日本臨床精神神経薬理学会 (理事)、日本学術会議第25期二部幹事などの学会活動、World Journal of Biological Psychiatry、International Journal of Neuropsychopharmacology、Psychiatry and Clinical Neurosciencesや臨床精神医学、精神医学などの雑誌編集にも携わっている。
1953年東京都生まれ。1977年東京大学医学部医学科卒業、1984年博士 (医学) 取得。1977年東京大学医学部内科研修医、1984年東京大学医学部第三内科助手、1985年マサチューセッツ工科大学生物学部研究員、1989年東京大学医学部第三内科助手を経て1996年より東京大学先端科学技術研究センター教授、また2011年より2017年まで東京大学アイソトープ総合センター長を兼任した。
2018年4月より、東京大学先端科学技術研究センターでがん・代謝プロジェクトを率い、がんや生活習慣病の薬を設計する新しい技術を開発している。
IESEおよびナバーラ大学教授。近年は、イギリス、ベルギー、フランス、ドイツ、オランダの上場企業の取締役、The International Academy of Management (The IAOM)総長、そしてオランダのグローニンゲン大学理事を務めた。
1972年、ロイヤルフィリップスに入社、スペイン、オーストリア、オランダで経営幹部を務め、常務取締役としてビデオレコーダー事業とその研究開発を統括した。1989年、CDROM、 CDR/RW、そしてDVDを生みだしたフィリップスキーモジュール事業を立ち上げ、7年間で100万ドルの事業を10億ドルへと成長させた。1997年にはフィリップスCOE直属の執行役となり、戦略、提携、合弁、再編に関わり、韓国のLGエレクトロニクスとの二つの共同事業に携わった。さらに香港に本社を置きアジア太平洋地域を統括するRoyal Philips Asia Pacific BVのCEOを務めた。
1969年オランダのアイントホーフェン工科大学から機械工学の修士号を、1972年スペインバルセロナのIESEから経営学の修士号を、またロシアのモスクワ国立経営大学から名誉博士を授与された。
1954年神奈川県生まれ。1977年東京大学工学部卒業。1982年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士、東京大学工学部講師、助教授、教授を歴任。2018年東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター長を併任。この間、日本VR学会会長などを務める。2020年4月より現職。
専門はシステム工学、ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ。我が国のVR研究における先駆的役割を果たし、「デジタルミュージアム」、「デジタルパブリックアート」、「バーチャルスタジアム」などの大型研究プロジェクトのリーダを務めた。東京テクノフォーラムゴールドメダル賞、大川出版賞など多数受賞。主な著書に「バーチャルリアリティ」(産業図書)「ヒトと機械のあいだ」(岩波書店)などがある。
1965年千葉県生まれ。1987年東京大学工学部電子工学科卒業。1992年同大学院博士課程修了。博士(工学)。2006年東京大学大学院教授。2002~2007年NICTモバイルネットワークグループリーダ兼務。モノのインターネット/M2M/ビッグデータ、センサネットワーク、無線通信システム、情報社会デザインなどの研究に従事。
電子情報通信学会論文賞(3回)、情報処理学会論文賞、ドコモモバイルサイエンス賞、総務大臣表彰、志田林三郎賞、大川出版賞など受賞。OECDデジタル経済政策委員会(CDEP)副議長、Beyond 5G新経営戦略センター長、新世代IoT/M2Mコンソーシアム会長、5G利活用型社会デザイン推進コンソーシアム座長、スマートレジリエンスネットワーク代表幹事、情報社会デザイン協会代表幹事、総務省情報通信審議会部会長等。著書に「データ・ドリブン・エコノミー(ダイヤモンド社)」「5G 次世代移動通信規格の可能性(岩波新書)」など。
ボストン・コンサルティング・グループ (BCG) のシニア・アドバイザーを務める。BCGでは、およそ30年にわたり同社のシニア・パートナーとして世界中の主要ハイテク企業や電子通信企業の戦略的なテーマや経営上の最重要課題に関わり、さらに幾年もの間テクノロジー・メディア・通信コンサルティング・グローバル・チームを率いた。
現在はまた、マレーシアのクアラルンプールを本拠とするアクシアタ・グループ、インドネシアのジャカルタに本社を置くXLアクシアタ、そしてネパールのカトマンズにあるNcellアクシアタ各社の社外取締役、ドイツ・ババリアにあるThe SUSS MicroTec Groupの監査委員会(The supervisory board)の議長でもある。
これまでに世界経済フォーラムの幾つものイニシアチブに貢献し、デジタルコミュニケーションズのGlobal Agenda Councilのメンバーを務めた。イギリス・オクスフォード大学から1979年に物理学学士号を、1982年に原子物理学博士号を授与され、その後ドイツ・ユストゥス・リービッヒ大学ギーセン、およびニューヨーク州立大学にて研究に従事した。